ドッグフードの危険な原材料|「体に悪い添加物」編【完全版】


※このページは

添加物の分類と主な用途|ドッグフードへの使用例
危険性の高い「酸化防止剤」|ドッグフードの添加物
「保存料」の危険性|ドッグフードの添加物
なるべく避けたい「甘味料」|ドッグフードの添加物
百害あって一利なし「着色料」|ドッグフードの添加剤
隠れた添加物にも要注意!|ドッグフードの添加物

以上の6つの記事をまとめ、追記を加えた添加物の【完全版】になります。
ページが重い場合、あるいは長くて読みにくいといった場合は、上記の記事をひとつずつご覧になって下さい。






食品添加物には様々なものがあり、その用途や使用する物質など、多岐に渡ります。
ドッグフードに使われる添加物はその一部と、さらに動物飼料用の添加物があり、人が食べるものへの使用が禁止されている添加物もあります。

現在ごく一般的なドッグフードの原材料表に見られる食品添加物は下記の通りです。



添加物の分類と主な用途

添加物の種類主な用途と概要ドッグフードへの使用例
甘味料甘みをつけるために使われる

天然甘味料と合成甘味料がある
ショ糖、還元水飴、ソルビトール、D-ソルビトール、ステビア、キシロース、トレハロース
酸味料酸味をつけるために使われる

「酸味料」とだけ表記されていることが多く、この場合は内容がわからない
個別名称不明
調味料食品の味を整えるために使われる

「調味料」とだけ表記されていることが多く、この場合は内容がわからない
アミノ酸

個別名称が記載されていない場合もある
香料香りをつけるために使われる

「香料」とだけ表記されていることが多く、この場合は内容がわからない
ガーリックオイル

個別名称が記載されていない場合もある
着色料(食用色素)色をつけるために使われる赤2・3・40・102・106号、青1・2号、黄4・5号、酸化チタン、二酸化チタン、カラメル、紅花黄、クチナシ、βカロチン
保存料食品中にいる細菌の増殖を抑制し、変質、腐敗を防ぐ目的で使われるデヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、プロピオン酸
酸化防止剤酸化を抑制するために使われる亜硝酸ナトリウム、BHA、BHT、エトキシン、没食子酸プロピル、エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール、緑茶抽出物、ハーブエキス、ローズマリー抽出物、クエン酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE
発色剤肉類の色を鮮やかに見せるために使われる亜硝酸ナトリウム

個別名称が記載されていない場合もある
乳化剤乳化(水と油などを混じりやすくする)、湿潤・浸透、起泡・消泡、成分の老化防止、などの作用を持つ

「乳化剤」とだけ表記されていることが多く、この場合は内容がわからない
ユッカ抽出物、トリポリリン酸ナトリウム、乳清カルシウム

個別名称が記載されていない場合もある
増粘安定剤粘性や接着性をつけるために使われる増粘多糖類、加工でん粉、セルロース、CMC-Na、キサンタンガム、アルギン酸エステル、グリセリン
品質保持剤カビの発生や腐敗を防ぐために使われるプロピレングリコール
湿潤剤(保湿剤)乾燥を防ぐために使われるグリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール
膨張剤生地をスポンジ状の多孔質にし、膨らませる作用を持つ

「膨張剤」とだけ表記されていることが多く、この場合は内容がわからない
個別名称不明
製造用剤豆腐用凝固剤、中華麺のかんすい、ハムやソーセージの結着剤など、機能や用途が多岐にわたり分類が難しいものを便宜上まとめたもの二酸化ケイ素
Ph調整剤酸性またはアルカリ性の度合を調整するために使われる

「Ph調整剤」とだけ表記されていることが多く、この場合は内容がわからない
リンゴ酸、クエン酸

個別名称が記載されていない場合もある



食品衛生法では、酸味料、調味料、香料など、指定された14種類の添加物は一括名のみで表示することが認められていて、ペットフードの表示方法もこのルールに従っています。このため、単に「酸味料」「調味料」などと表記されていることが多く、この場合は具体的に何が使われているか消費者にはわかりません。

また、ソルビトールやグリセリンなど、その物質に複数の作用がある場合、添加物の分類名(甘味料、増粘安定剤など)が表記されないこともあります。

ちなみに、仕入れた原料に元々入っている添加物についてはラベルに表示する義務はありません。
つまり、仕入れた原料に添加物が使われていたとしても、ドッグフード(ペットフード)製造工場で添加物を添加していなければ、製品の原材料表に記載する必要はなく、製造工場で全く添加物を添加していない場合、その製品は「無添加」として流通させることができるのです。

これらの添加物は全て犬の健康を考えて使用されているものではなく、主に製品の生産性の向上と、味や香りをつけて嗜好性を高める目的、そして出来上がった製品を安定させ、長持ちさせるために使用されています。

上記の一覧の中には強度の発がん性や変異原生など、遺伝子への悪影響を指摘されているものもあります。

犬の健康を考えるとできる限り健康に悪影響を与えるような添加物は避けたいものです。



特に危険性が高い酸化防止剤

個別名称主な健康への影響と概要
亜硝酸ナトリウム別名亜硝酸ソーダ

毒物及び劇物取締法で「亜硝酸塩類」として劇物に指定されていて、人間の推定致死量は0.18〜2.5g(180mg〜2500mg)とされている
(GHS分類では区分3=経口による半数致死量300mg / kg以下)

原料肉内のアミンと反応して発がん性物質であるNニトロソ化合物(ニトロソアミン)を発生する

マウスやラットを用いた動物実験では、発がん性、変異原性、生殖毒性が確認されている
BHAブチルヒドロキシアニソール

発がん性が指摘されているが、一方でがんを抑制するという実験報告もあり、現在でも意見が分かれている

医薬品添加物としても使用されるが、環境ホルモン作用(内分泌かく乱化学物質)が報告されていて、胎児への影響として生殖器の奇形、行動異常、学習障害などを引き起こす危険性が指摘されている
このことから、特に妊婦、乳幼児と子供が、BHAを含む医薬品や食品を摂取するべきではないとされている
BHTジブチルヒドロキシトルエン

長らく発がん性は認められないとされていたが、近年の研究では発がん性が報告されている

変異原性(遺伝子への悪影響)が認められ、さらに催奇形性(奇形が起こる危険性)の疑いがあるためにアメリカでは乳幼児用食品への使用が禁止されていて、ヨーロッパの多くの国が食品への使用を禁止している
エトキシン米国では動物飼料の添加物として、または一部の香辛料への使用が認可されている

EU内での食品への使用は承認されていない

2015年、欧州食品安全機関(European Food Safety Authority:EFSA)は飼料添加物としてのエトキシキンの安全性、または消費者および環境に対する安全性を評価するためのデータが不足しているとし、遺伝毒性(発がん性、催奇形性)や突然変異誘発性がある可能性を報告した
没食子酸プロピルBHAやBHTよりも強力な抗酸化作用を持つ

マウスやラットを用いた動物実験では、発がん性は認められていないが、変異原性の増強が確認されている
エリソルビン酸ナトリウムサトウキビやトウモロコシなどから取れる糖類を原料にして化学的反応を経て作られる

マウスやラットを用いた動物実験では、変異原性や催奇形性、健康に影響を与えるほどの発がん性は認められていないが、一部では発がん性が指摘されている



亜硝酸ナトリウムは発色剤としてもドッグフードに使用されていますが、「亜硝酸塩類」として劇物に指定されていることからも分かる通り、非常に危険な添加物であると言えます。致死量は極めて少量で、動物実験のデータから推測される人間の推定致死量は0.18〜2.5gとされています(GHS分類では区分3=経口による半数致死量300mg / kg以下)。
犬への影響は未知数ですが、避けたい添加物の筆頭です。

BHA、BHT、エトキシン、没食子酸プロピルに関しても極力避けたほうがいいでしょう。いずれも発がん性や変異原性など、遺伝子への悪影響が指摘されています。
また、アメリカが様々な用途での使用を推進していて、ヨーロッパではこれらを使用しない方向へと動いているというのが現状です。

このためアメリカの研究機関とヨーロッパの研究機関で異なった研究結果が報告されるといったこともあり、規制に関してはアメリカの方が緩いようです。たとえ動物飼料への使用が認可されていたとしても危険性は否定できません。
エリソルビン酸ナトリウムも同じく危険性を完全に否定することはできません。

メーカーがこれらの添加物をドッグフードに使用する理由は、少量で強力な酸化防止効果が期待できるからです。製造コストを下げつつ、製品を長持ちさせることができるのですね。
しかし、たとえ少量とは言え、これらの添加物が入ったドッグフードを継続して、あるいは多量に犬が食べた場合はどうなるでしょうか。

酸化防止剤は成分の酸化を抑え、フードの腐敗を防ぐために必要なものですが、クエン酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE(トコフェロール)など、我々人間の食品に馴染みのあるもが安心です。

また、アレルギーがないのであれば、ミックストコフェロール、緑茶抽出物、ハーブエキス、ローズマリー抽出物などの天然由来の酸化防止剤の方が危険性ははるかに少なく、安心できる添加剤と言えます。

BHA、BHT、エトキシン、没食子酸プロピル、エリソルビン酸ナトリウム、そして劇物の亜硝酸ナトリウム、これらが入ったドッグフードをあえて選択する必要はありません。
犬の健康を考えるなら、避けるべき添加物だと言えます。



極力避けたい保存料

個別名称主な健康への影響と概要
デヒドロ酢酸ナトリウム防カビや殺菌効果がある

犬にデヒドロ酢酸400mg/kgに相当するナトリウム塩を経口投与したところ、数時間後に失調、嘔吐などの症状がみられ、72時間後には死亡したという実験報告がある
ソルビン酸カビ・酵母・好気性の菌など、様々な微生物に対して繁殖を抑える効果がある

単体では危険性が低いとされているが、亜硝酸ナトリウムと反応すると、発がんなどの遺伝毒性を示す物質が生成される
ソルビン酸カリウムソルビン酸を炭酸カリウムや水酸化カリウムで中和して作られる

ソルビン酸と同じ作用があり、ソルビン酸単体よりも水に溶けやすい性質を持つ
プロピオン酸油脂の加水分解により得られる脂肪酸で、酵母や細菌類に対する静菌作用がある

動物実験では発がんなどの遺伝毒性は認められていないが、接触による炎症(皮膚、眼、食道)が確認されている



デヒドロ酢酸ナトリウムに関しては動物実験で犬の死亡例があります。
実験では体重1Kgあたり400mgの経口投与で致死に至っているので、犬にとっては極めて危険性が高い物質であると言えます。

その他の保存料、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、プロピオン酸に関しては古くからマウスやラット、犬を用いた動物実験が行われていて、少量でなおかつ単体であれば重篤な毒性は認められていません。
ただ、他の物質と反応して毒性を有する物質を生成する恐れがあります。

ソルビン酸は亜硝酸ナトリウムと反応して発がんなどの遺伝毒性を示す物質が生成しますが、亜硝酸ナトリウムは酸化防止剤、あるいは発色剤としてドッグフードによく使われる添加物なので、これらの組み合わせには特に注意が必要です。
また、亜硝酸ナトリウムは人が食べるハムやソーセージにも使われていることがあるので、これらを犬に与える場合も注意が必要です。
亜硝酸ナトリウムは劇物で、単独でも危険です。

上記の保存料を一切使用していないドッグフードも数多く存在するので、保存料が入っているドッグフードを選択する必要はなく、避けるのが賢明かもしれません。



なるべく避けたい甘味料

個別名称主な健康への影響と概要
ショ糖別名スクロース

虫歯の原因となり、口腔内の細菌がスクロースを材料としてエナメル質や象牙質といった歯質を破壊する酸を産生する

カロリーが高く、多量に摂取すると肥満の原因になる

小腸で吸収されて血流に入り、血糖値が急激に上昇する
還元水飴糖アルコールを主成分とする甘味料

体内での吸収が悪いのでカロリーになりにくく、血糖値も上がりにくいが、多量に摂取すると鼓腸(ガスが腸内に溜まる)や下痢の原因になる
ソルビトールバラ科ナナカマド属 の植物から発見された糖アルコールの一種で、ソルビットまたはグルシトールともいう

医療用途として下剤・栄養剤・浣腸液などに、化粧品では保湿剤・増粘剤として、うがい薬や練り歯磨きにも品質保持・凍結防止・透明性向上などの目的で添加されるなど、その用途は幅広い

多量に摂取すると下痢の原因になる
D-ソルビトール厚生労働省は「D-ソルビトール」を多量に添加した健康食品について、平成15年9月4日付け食安監発第0904001号、および同9月29日付け食安監発第0929004号において、消費者の手元に当該品がある場合、飲食に供さないように注意喚起し、販売事業者に指導している

上記の製品は人が飲食する健康食品ですが、D-ソルビトールは主に医療用医薬品に使われる物質で、人が多量に摂取すると「下痢等」を起こすおそれがあり、犬への影響は未知数です
ステビアキク科ステビア属ステビアから取れる甘味料

含まれる成分のひとつ、ステビオシドはショ糖の300倍の甘味度を持つが、カロリーは極めて低く、血糖値を下げる働きを持つ

活性酸素を抑制する作用や、アレルギーを引き起こすヒスタミンなどの解毒作用があることが科学的に証明されているが、一方でWHOでは長期的な避妊作用があることを認めている

長らく発がん性や生殖器への悪影響が指摘されていたことなどを理由に、多くの国で食品への添加が禁止されていたが、EUでは2011年に使用が許可され、アメリカでも2008年に栄養補助食品への使用が認められるなど、近年使用を認可する国が増えている
キシロース別名木糖

体内での吸収が悪いのでカロリーになりにくい

動物が多量に摂取すると白内障を起こすことがわかっている

また、キシロースは還元すると「キシリトール」になり、「キシリトール」を犬が摂取すると多量のインスリンを放出して肝機能に深刻な悪影響が出るなど、場合によっては生命に危険が及ぶこともある
トレハロースライ麦の麦角から発見された二糖の一種

砂糖と同じカロリーで甘味度は半分以下になるため、純粋な甘味料としてではなく複合的な効果を目的に使われる

炭水化物、蛋白質、脂質に対して品質保持効果を発揮し、優れた保湿性や防臭性など、多様な作用を持つ

犬への影響は不明



長期間に渡って食べ続けたり、多量に摂取しない限りは大きな問題はないのかもしれませんが、甘味料や砂糖などの糖類は極力控えたほうがいいでしょう。
人間と同じく食べ過ぎると肥満の原因になり、種類によっては急激に血糖値が上がるなど、糖尿病の原因にもなります。
虫歯も怖いですね。嗜好性を高めるために甘いものを与え、それが原因で歯が悪くなってフードを食べられなくなったら本末転倒です。

また、犬が甘味料や糖類の甘みに慣れてしまうと偏食になり、主食として継続的に摂取するのはやはり健康的とは言えません。

アレルギーがないのであればリンゴやバナナなどの果物、あるいは天然由来の(少量の)糖類が使われているおやつを必要な時にだけ与え、主食には甘味料や糖類が入っていないドッグフードを与えることをお勧めします。



着色料、百害あって一利なし

個別名称主な健康への影響と概要
赤色2号タール色素に分類される合成着色料で、別名アマランス (Amaranth)

アメリカでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
発がん性、変異原生、染色体異常の疑い
赤色3号タール色素に分類される合成着色料で、別名エリスロシン (Erythrosine)

アメリカやドイツ、ポーランドでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
発がん性、染色体異常の疑い
赤色40号タール色素に分類される合成着色料で、別名アルラレッドAC (Allura Red AC)

ノルウェーでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
アレルギー性、肝臓疾患の疑い
赤色102号タール色素に分類される合成着色料で、別名ニューコクシン (New Coccine)

ノルウェーでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
アレルギー性、染色体異常の疑い
赤色106号タール色素に分類される合成着色料で、別名アシッドレッド(Acid red)

アメリカやカナダ、ヨーロッパの多くの国で食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
WHO(世界保健機構)、FAO(国際食糧農業機関)で安全性が評価されていない
発ガン性、遺伝子損傷性、変異原生、染色体異常の疑い。
青色1号タール色素に分類される合成着色料で、別名ブリリアントブルーFCF (Brilliant Blue FCF)

EU諸国では食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
発ガン性の疑い
青色2号タール色素に分類される合成着色料で、別名インジゴカルミン (Indigo carmine)

ノルウェーでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
発ガン性、染色体異常の疑い
黄色4号タール色素に分類される合成着色料で、別名タートラジン (Tartrazine)

ノルウェーやオーストリアでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
アレルギー性、染色体異常の疑い。
黄色5号タール色素に分類される合成着色料で、別名サンセットイエローFCF (Sunset Yellow FCF)

ドイツでは食品への使用が禁止されている

各国の禁止理由
アレルギー性、発ガン性の疑い
酸化チタン(二酸化チタン)白色の塗料、絵具、釉薬、化合繊用途などの顔料として、その他にも日焼け止めの原料として使われ、着色料としては主に白色をつけるために使われる

発がん性が指摘されている
アルツハイマー、不妊の原因となる疑いがある
カラメル製造時の亜硫酸化合物およびアンモニウム化合物での処理の有無により、カラメルIからカラメルIVの4種類に区分される

カラメルⅠは糖類から作られ、カラメルⅡは糖類と亜硫酸化合物、カラメルⅢは糖類とアンモニウム化合物、カラメルIVは糖類と亜硫酸化合物およびアンモニウム化合物から作られる

カラメルⅢとⅣはアンモニウム化合物(THI)を用いて生成されることから、発がん性や変異原性などの遺伝子への悪影響と免疫機能低下が指摘されている

カラメルⅡは日本での使用が禁止されている。



着色料は国によって認可に差があり、概ね北欧とイギリスを中心にヨーロッパは厳しく、日本が一番緩いようです。
調査した限りではドッグフードへの使用例は見られませんでしたが、多くの国で食品への使用が禁止されている赤色104・105号も日本では認可されています。

上記一覧の赤色・青色・黄色の着色料は全てタール色素で、合成着色料の一種です。
タール色素はもともとコールタールから得られた化合物と酸性染料を合成して作られていましたが、コールタールは最初に発見された発がん性物質と言われています。

現在ではこれらのタール色素は主に石油精製の際に得られるナフサ(粗製ガソリン)を原料とした化成品から生産されていて、それぞれ発がん性や変異原性などの遺伝子への悪影響が指摘されています。

カラメル色素は広く食品に使用されている着色料ですが、古くから利用されているカラメルⅠ以外、カラメルⅡ〜Ⅳはいずれも発がんなどの危険性が指摘されています。
多くの場合「カラメル」とだけしか表記されていませんが、現在ではカラメルⅢとⅣの使用が一般的で、危険性が高いと考えておいた方がいいでしょう。

ドッグフードに使用される着色料は百害あって一利なしと言えます。というのも、犬の色彩感覚は人間とは違い、白黒ではありませんが、人間が見ているような鮮やかな色彩を捉えているわけではないのです。
犬に見える色彩は基本的には青と黄色とその中間色とされていて、赤色などはグレーの濃淡としか見えておらず、ドッグフードの着色は無意味と考えられます。

ドッグフードの着色は犬に美味しそうに見せるため、というよりも、人間にアピールするためなのですね。
上記一覧以外では、紅花黄、クチナシ、βカロチンがあり、これらの着色料は古くから使われていて、比較的安全性は高いと思われますが、必要なものでもありません。

着色料は様々な種類があって、体にどのような影響があるのか、全て覚えるのも大変です。しかし、たったひとつの方法でこれらの悩みから解放することができます。
そのたったひとつの方法とは、「着色料の入っているドッグフードを選ばないこと」です。

先述したように犬にとって着色料は無意味です。それどころか、健康を害する危険性があり、まさに百害あって一利なしと言えるでしょう。
実際にその成分が犬にとって危険であるかどうかは別にしても、犬にとってメリットがないのであれば、あえて与える必要もありません。



その他

ポリリン酸ナトリウム(変色防止剤、老化防止剤、結着剤)、フマル酸(酸性化剤、香料)、プロピレングリコール(品質保持剤、保湿剤、乳化剤)、グリセリン(甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤)、ソルビトール(甘味料、保湿剤、増粘剤)などは、複数の効果を持つことを理由に、添加物の分類名無しで表記されていることがよくあります。
これらの添加物は少量であれば健康に悪影響を与える可能性は低いとされていますが、犬にとってメリットもありません。



隠れた添加物?

原材料表に記載されている添加物が全てではありません。
ドッグフードの添加物の中で見落としがちな(というか見えない)、隠れた添加物について解説します。

「隠れた添加物って何?」
と多くの方が思うかもしれませんね。
添加物の分類と主な用途|ドッグフードへの使用例』ではこのように記述しました。

”・・・仕入れた原料に元々入っている添加物についてはラベルに表示する義務はありません。 つまり、仕入れた原料に添加物が使われていたとしても、ドッグフード(ペットフード)製造工場で添加物を添加していなければ、製品の原材料表に記載する必要はなく、製造工場で全く添加物を添加していない場合、その製品は「無添加」として流通させることができるのです。”

ペットフード製造工場が仕入れた「原料に元々入っている添加物」は、製品の原材料表に記載する決まりがないので、実際にペットフードには原材料表に記載されているもの以外にも、様々な添加物が混入している可能性があります。

情報としてラベルに記載されていないそれらは決して消費者の目に見えることはありません。
これが「隠れた添加物」とした理由ですが、「見えない添加物」とも言えますね。
言い方はどうであれ、製品のパッケージに記載されない添加物は実は数多くあり、健康への悪影響が指摘されているものもこれまた多いというのが実情です。



要注意!見えない添加物

アメリカの動物保護協会、API(Animal Protection Institute)はペットフードに含まれている添加物として以下の添加物をリストアップしています。

Anticaking agents(固化防止剤)
Antimicrobial agents(抗菌剤)
Antioxidants(酸化防止剤)
Coloring agents(着色剤)
Curing agents(硬化剤)
Drying agents(乾燥剤)
Emulsifiers(乳化剤)
Firming agents(安定剤)
Flavor enhancers(うま味調味料)
Flavoring agents(香味剤)
Flour treating agents(小麦粉処理剤)
Formulation aids(結合剤)
Humectants(湿潤剤)
Leavening agents(膨張剤)
Lubricants(潤滑剤)
Nonnutritive sweeteners(非栄養性甘味料)
Nutritive sweeteners(栄養性甘味料)
Oxidizing and reducing agents(酸化、還元剤)
pH control agents(ペーハー調整剤)
Processing aids(加工助剤)
Sequestrants(金属イオン封鎖剤)
Solvents, vehicles(溶剤、媒体)
Stabilizers, thickeners(増粘安定剤)
Surface active agents(界面活性剤)
Surface finishing agents(表面処理剤)
Synergists(相乗剤)
Texturizers(品質改良剤)

例えばFlour treating agentsはFlour treatment agentsとも言われますが、小麦粉処理剤のことで、小麦粉(などの粉末状に加工された食品 / Flour)に使われる漂白剤、乳化剤、酵素剤、酸化剤および還元剤の総称です。

アメリカやカナダで買える小麦粉は特に表記がない限り漂白(Bleached)されています。
全ての漂白小麦粉がそうではありませんが、小麦粉を漂白する際に添加物(漂白剤)を使用しているものがあります。
この際に使われる漂白剤は単に仕上がりを白くする目的だけではなく、粉になった小麦の粉粒の表面を酸化し、グルテンの発生を助け、小麦粉を長持ちさせる目的でも用いられ、さらに熟成を早めて製品を早期に安定させる役割もあります。

小麦粉の漂白剤として通常使われるのは、過酸化ベンゾイル、過酸化カルシウム、二酸化窒素、塩素、二酸化塩素、臭素酸カリウム、アゾジカルボンアミドなどがあり、EU(欧州連合)では塩素、臭素酸塩、過酸化物の使用は認められていませんが、アメリカなどでは使用されています。

日本でも小麦粉処理剤として過酸化ベンゾイル、希釈過酸化ベンゾイル、過硫酸アンモニウム、二酸化塩素、そして臭素酸カリウム(小麦粉を原料としたパンに限る)の使用が認められています。(厚生労働省添加物使用基準リスト / 2017年4月現在)

日本の小麦粉製造メーカーは通常添加物を使用していないようですが、アメリカなど海外の一部の国では漂白剤などの添加物を添加し、安価な方法で大量に小麦粉を生産しています。

ペットフードに使用される小麦粉は、その多くが人間の食用に適さない原料(飼料用小麦など)から作られていると考えられます。
つまり私たちが普段スーパーなどで目にする小麦粉のような高級品ではなく、業務用の小麦粉よりもはるかにグレードが劣る品質の小麦粉がペットフードに使われているということです。
ペットフードに高品質で高価な小麦粉を使用することは通常はありません。

当然ですが、飼料用小麦は(人間の)主食用小麦よりも低い価格で加工工場に売り渡されています。安いものでは1トン当たり百ドル程度(100g当たり1円ほど)と、とても安価です。
そして飼料用として加工される小麦には、より安価な方法で製品を加工し、早期に安定させるため、食品添加物として認められているもの以外の添加物が使用されていることも考えられます。使用量の上限規制も緩いでしょう。

衛生管理をはじめとする様々な管理が行き届いていない工場が存在することも予想されます。
実際に2007年のペットフード大量リコール事件、全世界で数千匹以上のペットの命が犠牲になった事件の主な原因は、大量のメラミンで汚染された小麦グルテンとされています。
もちろんこのケースは論外ですが、どこかでまた違った形で再発する可能性は否定できず、それがいつ起こるかなど予想もつきません。

もちろん衛生面を含む品質管理が行き届いた工場がほとんどだとは思うのですが、中にはそうでない工場もあり、2007年のペットフード大量リコール事件をはじめとするペットフードの数多くのリコール問題や、ペットフードに起因する過去の健康問題を現実の問題として受け止めなくてはならないのです。
ペットフード業界や関連する産業の自浄努力は踏まえた上で、ペットフードには常に危険が伴い、その危険性が人間用の食品よりも高いという認識を持っておかなくてはなりません。

少し脱線しましたが、こうして加工された小麦は、小麦粉や小麦ふすま(表皮)、さらに小麦胚芽や小麦グルテンとして飼料用に流通します。

このように小麦粉にも様々な添加物が使用されている場合があり、それらの添加物はドッグフードの原材料表に記載する決まりがないのです。
漂白剤として使用される添加物の多くは、EU諸国をはじめいくつかの国で使用が禁止されていることからも分かる通り、健康への悪影響が指摘されています。

少量であれば問題はないのかもしれませんが、ドッグフードの原材料表の上位に小麦粉が記載されているのであれば、必然的に製品中のそれらの添加物の割合が高まります。
小麦粉にもともと含まれる添加物が、犬の小麦アレルギーに少なからず影響している部分もあるのかもしれません。

小麦粉だけを取り出してみても多くの問題が潜在しているのですが、ドッグフード全体を見た時に考えられる危険性はこの限りではなく、含有されている恐れのある添加物は多岐に渡ってさらに複雑な問題となり、その全てが消費者に明かされることはありません。

ひとつ補足しておくと、アレルギーの有無は別にして、全ての小麦粉が危険というわけではありません。小麦粉でも無添加で品質の良いものは沢山あります。
問題は低品質の小麦粉の原料(小麦と添加物)とその製造方法にあり、ペットフードに使用される小麦粉は最低ランクのものが使われている可能性が高いということです。
そしてこれは小麦粉だけが持つ問題ではないのです。

Flour treatment agentsは小麦粉だけに用いられるものではなく、とうもろこし粉や大豆粉など、粉末状の食品(Flour)全般に使用されます。
加工性の向上、生産性の向上、製品の早期安定化、防腐など、その目的は漂白だけにとどまりません。それら全てが成分の栄養価の向上に貢献するわけでもありません。逆に多くが本来の栄養素を破壊します。

また、Sequestrants(金属イオン封鎖剤)、Solvents, vehicles(溶剤、媒体)、Surface active agents(界面活性剤)、Surface finishing agents(表面処理剤)などは食品添加物としてもペットフードの添加物としてもあまり聞き覚えがないというか、馴染みがありませんね。
これらが犬に与える影響は未知数です。継続的に食べ続けたとして、健康に害がない保証はありません。

「見えない添加物」を避けるのは難しい事かもしれません。ドッグフードのパッケージを見て、危険な添加物を避ける方は多いと思います。しかし、「見えない添加物」についてはどうでしょうか?
近代から現代にかけて消費者の健康志向が高まり、ペットフードに関しても多くの規制が整備され、犬の寿命も伸びてきました。
しかし、それと相反するように犬のアレルギーや原因不明の病は近年増えています。

「添加物を避けているのにおかしいな?」
といった場合、この「見えない添加物」が影響していることも否定できません。

そこまで考えるのは神経質すぎるのではないかと思う反面、これぐらいでちょうどいいようにも思います。
コストダウンを追求するメーカーは往々にして安価な方法で製造された粗悪な原料を使用しています。その分「見えない添加物」の割合も高くなるのは容易に考えられます。

では、この「見えない添加物」を避けるにはどうすればいいか?ですが、こればかりは「想像力」を持って臨むしかありません。
だって、パッケージに書いていないんですから・・・。



「見えない添加物」を避ける方法

本当に犬の健康を考えてドッグフードを作っているメーカーであれば、原料を選ぶ段階で素材を吟味しているはずです。「良心的な」メーカーであればまず間違いは無いでしょう。
問題はそれをどうやって見分けるかですが、想像力を働かせるしかありません。

まず、原材料表で安全性が疑わしい添加物を使っているドッグフード、あるいはそのメーカーのものは避けます。安全性が疑わしい添加物を使っている時点で、「見えない添加物」への配慮はないと考えるべきです。

これだけで半分以上は危険が避けられると思いますが、別の言い方をすると選択肢に入るドッグフードが半分以下になります。

次に、「〇〇粉」と記載されているドッグフードを避けます。「〇〇ミール」や「〇〇ふすま」、「〇〇グルテン」や「脱脂〇〇」も当てはまります。
要するに原料の時点で加工されているものを避けるのです。

例えばとうもろこしなら「とうもろこし粉」「コーンスターチ(とうもろこし澱粉)」「コーングルテン」「コーングルテンミール」「コーングルテンフィード」がこれに当たります。
原材料表に「とうもろこし」とだけ記載されているのであれば、とうもろこしに関してはFlour treatment agentsは使用されていないはずです。

これでさらに半分以上は危険が避けられると思います。市販されているドッグフードで要件を満たすものは2割もないかもわかりませんね。

最後に、上記の要件を満たした上で、信頼の置けるメーカーのものを犬に与え、しばらく様子を見るのです。ここまでくれば、犬固有で持つ特定のアレルギー以外は心配はほぼなくなると思われます。
ここでアレルギーが出る、あるいはそれまで出ていたアレルギーが治らないといった場合は、思い切って別のメーカーのものに変えます。それでアレルギーが治れば、そのドッグフードで固定します。
あとは継続的に与えて犬が元気で健康に過ごせるなら問題はないでしょう。

と、ここに至るまでには相当時間がかかるようにも思いますが、犬の健康を考えて作られているドッグフードを見つけ、そのドッグフードがワンちゃんに合えばそれでいいわけです。一度の選択で終われば時間はかかりません。
たとえ相当に時間がかかったとしても、犬の健康を思えばやる価値はあります。

ここに記したものはあくまで「見えない添加物」を避ける方法にすぎず、これがドッグフード選びの全てではありませんが、「見えない添加物」を避ける意識と想像力を持つことで、犬の健康に良い影響を与える可能性はぐんと高まります。

愛犬がアレルギーとも病気とも無縁で、毎日活き活きと健やかに過ごせるのなら、こんなに嬉しいことはありません。アレルギーや病気がちなワンちゃんが少しでも回復すれば、これまた喜びもひとしおですね。

みなさんの「見えない添加物」を避ける意識と想像力が膨らむきっかけになれば、そしてそのことがワンちゃんの健康に繋がるのだとしたら、とても嬉しく思います。



まとめ

「酸化防止剤」で避けたいのは以下の6つです

  • 亜硝酸ナトリウム
  • BHA
  • BHT
  • エトキシン
  • 没食子酸プロピル
  • エリソルビン酸ナトリウム
クエン酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE(トコフェロール)など、我々人間の食品に馴染みのあるもが安心です。

アレルギーがないのであれば、ミックストコフェロール、緑茶抽出物、ハーブエキス、ローズマリー抽出物などの天然由来の酸化防止剤の方が危険性ははるかに少なく、安心できる添加物と言えます。



「保存料」で避けたいのは以下の4つです

  • デヒドロ酢酸ナトリウム
  • ソルビン酸
  • ソルビン酸カリウム
  • プロピオン酸
上記の保存料を一切使用していないドッグフードも数多く存在するので、保存料が入っているドッグフードを選択する必要はなく、避けるのが賢明かもしれません。



「甘味料」はなるべく避けましょう

長期間に渡って食べ続けたり、多量に摂取しない限りは大きな問題はないのかもしれませんが、甘味料や砂糖などの糖類は極力控えたほうがいいでしょう。
人間と同じく食べ過ぎると肥満の原因になり、種類によっては急激に血糖値が上がるなど、糖尿病の原因にもなります。
虫歯も怖いですね。嗜好性を高めるために甘いものを与え、それが原因で歯が悪くなってフードを食べられなくなったら本末転倒です。

また、犬が甘味料や糖類の甘みに慣れてしまうと偏食になり、主食として継続的に摂取するのはやはり健康的とは言えません。

アレルギーがないのであればリンゴやバナナなどの果物、あるいは天然由来の(少量の)糖類が使われているおやつを必要な時にだけ与え、主食には甘味料や糖類が入っていないドッグフードを与えることをお勧めします。



「着色料」は百害あって一利なしです

犬にとって着色料は無意味です。それどころか、健康を害する危険性があり、まさに百害あって一利なしと言えるでしょう。

着色料は様々な種類があって、体にどのような影響があるのか、全て覚えるのも大変です。しかし、たったひとつの方法でこれらの悩みから解放することができます。
そのたったひとつの方法とは、「着色料の入っているドッグフードを選ばないこと」です。

実際にその成分が犬にとって危険であるかどうかは別にしても、犬にとってメリットがないのであれば、あえて与える必要もありません。



「隠れた添加剤」にも要注意!

ペットフード製造工場が仕入れた「原料に元々入っている添加物」は、製品の原材料表に記載する決まりがないので、実際にペットフードには原材料表に記載されているもの以外にも、様々な添加物が混入している可能性があります。

「隠れた(見えない)添加物」を全て避けるのは難しいかもしれませんが、本当に犬の健康を考えてドッグフードを作っているメーカーであれば、原料を選ぶ段階で素材を吟味しているはずです。

パッケージに書いていないだけに「想像力」を持って臨むしか対策はありませんが、ひとつだけ簡潔に言うと「安すぎるドッグフードは避けるべし」です。



終わりに

コストダウンを追求するメーカーは往々にして安価な方法で製造された粗悪な原料を使用しています。「見えない添加物」も含め、粗悪な原料が犬に影響しないという保証もありません。
少しでもおかしいと感じたら、そのドッグフードは避けるのが無難でしょう。

添加物の安全性や毒性はラットやマウス(あるいは犬)などを用いた動物実験で古くから検証され、食品への使用は上限量など厳しく規制されています。
しかし、研究機関によって危険性の有無の結果が違ったり、国によって認可・禁止、使用条件などの違いがあり、消費者にとっては非常に分かりづらい分野だと言えます。

それぞれの添加物に関わる産業が利益を生む特定の商品(添加物)を売り続けるために、安全性に対する評価を曖昧にし、危険性を隠蔽する、というのは古くから行われてきたことで、こうした事実は歴史が物語っています。

安全性の評価、例えば発がん性について、ひとつの物質に対して一方で発がん性が有るという結果で、他方で発がん性は無いという異なった結果があるとすれば、それは「発がん性が有る」と考えていいでしょう。

「発がん性や毒性はどの物質でも有る」という主張もありますが、健康に害を与えるほどの影響がないのであればどのような検証や研究の方法であったとしても「発がん性は無い」「毒性は無い」という明確な結果が示されるはずです。

犬は与えられたものを食べるしかなく、好みを主張する以外は選択権がありません。
犬の健康を守るためには飼い主がどこまで意識するかが非常に重要で、このことが犬の将来にも大きく影響してきます。
ドッグフード選びの際にはあらためて添加物に着目してみて下さい。
ドッグフードに使われている添加物に関してはほぼこのページで網羅しているので、何か疑問に思った時などに参考にして頂けると幸いです。


※ここで記述した危険な添加物、安全性の疑わしい添加物が一切使われていないドッグフードも少なからず存在します。
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